立山を望む氷見から、最高峰の牛肉を。


牛勝が会社を構える氷見は富山県随一の肉牛の生産地です。ゆたかな自然風土のなかで育つ氷見牛はきめのととのったサシが特長で、

肉質は名だたるブランド牛にも劣りません。牛勝では競りにかけられる氷見牛の9割以上を買付けし、

自社工場にて部位ごとに切り分けてスーパーや精肉店などへ卸しております。

また、常に良質の氷見牛をお届けできるように生産者さんのもとに足を運び、お客様のニーズや市場動向をアドバイスさせていただいております。

恵まれた氷見の風土の中で育てられる氷見牛。

3,000メートル級の立山連峰を波おだやかな富山湾越しに望むことのできる氷見市。豊富な湧水に恵まれ、中山間地域にはゆたかな自然があふれています。この自然風土の恵まれた氷見市で生産農家の愛情を一身に受けて12ヶ月以上育てられた牛のさらに肉質が3等級以上の肉だけが「氷見牛」を名乗ることができます。現在では13戸の生産農家が、約1,300頭の肉用牛を育てており、そのうち2戸は飼育だけでなく繁殖も行っています。また品評会にて高評価を得ている氷見牛の肉質をさらに高めるべく、かつて氷見で行われていた水田放牧を取り入れ氷見牛に適度な運動をさせるなどの取り組みも行われています。氷見牛はゆたかな氷見市の自然と、ひたむきな生産者さんの愛情によって育まれているのです。

まさに「氷」がとけるような極上のサシ。

氷見牛の特長はいわゆるさしの入り具合をいう「脂肪交雑」と「脂肪の質」が良いことです。氷見牛の脂質にはオリーブオイルと同じオレイン酸を多く含んでおり、肉を常温で置いておくだけで脂がとけるほどで、口にすると「氷」がとけるようななめらかな口当たりをたのしめます。また、きめのととのった肉質はとてもやわらかく、肉の旨味もしっかり味わうことができます。実際に、肉質等級の判定基準ではA4ランク以上の上位等級が8割5分を超え、近年では近畿ブロックの和牛の品評会で名だたるブランド牛をおさえ1、2を競う黒毛和牛として認められています。日本にはいくつものブランド牛がありますが、その最高峰の一つが立山を望む氷見で育った氷見牛です。

生産者の声

氷見の人の気質の良さが、氷見牛の肉質を高めている。

もともと私は酪農をしていまして、牛の飼育については他の飼育農家さんより遅れてのスタートだったんです。ですが先輩方から飼料のことや育て方などいろんなアドバイスをいただけるので飼育農家として成長でき、30年間続けられているんだと思います。また、牛勝さんには月に1回ほど牛舎に来てもらって市場動向などを教えてもらえるので氷見牛の安定供給につながっています。他の地域の飼育農家さんたちがどうだか分からないですけど、人のやさしい氷見の気質が氷見牛の全体的なレベルを上げることにつながっていると思います。

一頭でも多くの氷見牛を産み育て、全国に届けたい。

牛は同じ餌を与えて同じ環境で育てたからと言って同じ肉がとれる訳ではないんです。牛の繁殖についても生き物が相手だから簡単なものではないです。子牛が逆子で産まれそうな時や、胎盤を被って生まれてきた時は手をかけてやらないといけないですし、牛の繁殖を30年やってきていますが学ぶことが多くてずっと一年生だと思っています。一頭でも多くの健康な氷見牛を産み育てて、全国の人に氷見牛の美味しさを知ってもらいたいです。

牛勝 70年の歴史

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